Oct
23
シビックテックにおける創造的社会活動の研究会 第1回
テクノロジーによって市民が社会に参加するシビックテック、そこに関わる人たちについて考察する
Organizing : 北陸先端科学技術大学院大学 敷田研究室, 一般社団法人コード・フォー・カナザワ
Registration info |
一般枠 Free
FCFS
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Description
シビックテックにおける創造的社会活動の研究会 第1回
【開催概要】
一般社団法人コード・フォー・カナザワ(Code for Kanazawa)は、日本で最初に始まった「シビックテック」です。シビックテックは、ITエンジニアをはじめ、多様な市民と行政が協働し、テクノロジーを用いて社会づくりに貢献します。金沢の活動の中で彼らが開発したアプリ「"5374(ゴミナシ).jp" (http://5374.jp/ )」 は、日本の100都市以上に普及しました。
本研究会では、このシビックテックの活動をIT技術者などの単純な社会参加と狭義に捉えず、IoTやAI時代におけるエンジニアの社会的役割や新たなライフスタイルの可能性として考察します。そして、専門性を職場以外の社会全体でも活かすことのできるという、専門性を社会システムに組み込んでいくスタイルについても考察していきます。
どうしてシビックテック活動をしているのか?金銭的な対価を得られない中でのモチベーションはどこにあるのか?これからシビックテックはどうあるべきなのか?などの観点で議論します。
第1回の今回は、市民と一緒に活動を続けるCode for GIFUとCode for IKOMAからゲストをお招きし、Code for Kanazawaとともに上記のテーマについて議論していきます。
【内容】
シビックテックにおける創造的社会活動の研究会 第1回
- 日時:2017年10月23日(月)19:00~21:00
- 場所:北陸先端科学技術大学院大学 金沢駅前オフィス ポルテ金沢12階 https://www.jaist.ac.jp/top/kanazawaoffice/
- 住所:金沢市本町2-15-1 (金沢駅兼六園口すぐ)
- 費用:無料
- 主催:北陸先端科学技術大学院大学 敷田研究室、(一社)コード・フォー・カナザワ
- 定員:35名
【講演者】
(パネリスト)
- Code for GIFU 石井哲治氏
CODE for GIFUメンバー
1974年11月22日生、名古屋工業大学卒。 某大手運送会社の情報システム子会社に勤務。普段は倉庫管理システム等の物流に関するシステムエンジニア。 2013年に岐阜県のオープンデータ事業のイベントへの参加をきっかけにCODE for GIFUに参画。 オープンデータ系のコンテスト等への応募やハッカソンへの参加を積極的に行なっている。
- Code for IKOMA 佐藤拓也氏
YuMake合同会社 代表社員 CEO
大学院時代は気象現象のメカニズムを調べるため、気象予報モデルを活用したシミュレーションによる研究を行う。 中堅SIer、民間気象情報会社を経て独立。居住地の奈良県生駒市では、ITを活用し地域課題を解決することを目的とするコミュニティ、CODE for IKOMAを立ち上げ。生駒市と協働で、アイデアソンやハッカソン、アプリコンテスト等を開催。生駒市の情報化支援も行っている。
- 一般社団法人コード・フォー・カナザワ(Code for Kanazawa) 福島健一郎氏
一般社団法人コード・フォー・カナザワ 代表理事 アイパブリッシング株式会社 代表取締役
北陸先端科学技術大学院大学情報科学科博士前期課程修了。地域の課題解決をITの力で解決できないかと考え、2013年5月にCode for Kanazawaを仲間とともに設立。開発した5374.jpは全国のコミュニティの手で100都市以上に広がり、国産初のシビックテックアプリと言われている。現在は、アイパブリッシング株式会社でもシビックテック系のビジネスも手がけるなど、シビックテックを国内に広げるための活動も行っている。
(モデレーター)
- 北陸先端科学技術大学院大学 知識マネジメント領域 敷田麻実氏
1960年石川県加賀市生まれ。高知大学農学部栽培漁業学科卒業後、石川県水産課勤務、その間に、豪州ジェイムズクック大学大学院留学、金沢大学大学院社会環境科学研究科博士課程修了。1998年石川県退職、金沢工業大学環境システム工学科教授、2007年北海道大学観光学高等研究センター教授を経て、2012年国連大学高等研究所客員教授 。2016年から北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科教授。専門はエコツーリズムと地域マネジメント。
【タイムテーブル(予定)】
- 18:30- 開場
- 19:00-19:10 オープニング
- 19:10-20:50 パネルディスカッション / 質疑応答
- 20:50-21:00 クロージング
なお、定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
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